もう一台置きたい!広島で庭を駐車場にリフォーム|解体・造成・舗装まで任せる費用と流れ

New

「子供が免許を取って車が増えたけど、停める場所がない…」 「ミニバンに買い替えたら、駐車場が狭くてドアの開け閉めも大変」 「庭の手入れが追いつかない。いっそコンクリートにして駐車スペースを広げたい」


ご家族の成長やライフスタイルの変化に伴い、こんなお悩みをお持ちではありませんか? 月極駐車場を借りるのも一つの手ですが、毎月のコストや家からの距離を考えると、やはり自宅の敷地内に停められるのが一番です。


使っていないお庭の一部や、デッドスペースになっているアプローチ周りをリフォームすることで、駐車スペースを「もう一台分」増やすことは十分に可能です。


この記事では、庭などを駐車場にリフォームする際の具体的な工事内容、パターン別の解説、気になる費用感、そして業者選びのポイントまで、土木工事のプロが詳しくご紹介します。



「駐車場が足りない!」そのお悩み、庭のリフォームで解決しませんか?

駐車スペース不足は、多くのご家庭で起こりうる問題です。無理に詰め込んで停めたり、路上駐車をしたりするのは、車を傷つける原因や近隣トラブルにも繋がりかねません。


子供の車、来客用…駐車場が手狭になる「よくある理由」

駐車スペースが足りなくなる理由は様々です。「子供が大学進学や就職で車を持つようになった」「夫婦で車を一台ずつ所有するようになった」「趣味のバイクを置きたい」「来客時に停めてもらう場所がない」など、家を建てた当初は十分だと思っていたスペースが、時と共に手狭になるのは自然なことです。


「庭木や花壇を整理して、車を停められるようにしたい」

かつては楽しんでいたガーデニングも、手入れが負担になってきた…というお声もよく伺います。その場合、思い切って庭木や花壇を整理し、そのスペースをコンクリートやアスファルトで舗装することで、管理の手間が劇的に減るだけでなく、新たな駐車スペースという実用的な価値を生み出すことができます。


既存の門柱やブロック塀が邪魔で、うまく駐車できない

スペース自体はあるのに、古い門柱やブロック塀、フェンスなどが邪魔で、車の出し入れがしにくいケースもあります。これらの構造物を解体・撤去し、駐車場の間口を広げるだけでも、毎日の車庫入れのストレスは大きく改善されます。



庭を駐車場に変えるための「3つのステップ」

お庭や既存のスペースを駐車場に変える工事は、単にコンクリートを流し込むだけではありません。車という重量物を安全に支え、長く快適に使うためには、プロによる適切な「土木工事」が必要です。


STEP1:まずは解体・撤去から(植栽、庭石、ブロック塀など)

最初に、新しい駐車スペースの障害となるものを取り除きます。植木や芝生の撤去、重い庭石の移動・処分、古いブロック塀やフェンス、門柱などの解体・撤去作業が必要です。これらをきれいに片付けることから工事は始まります。


STEP2:強固な地盤を作る「造成・整地」(掘削・転圧)

車の重さに耐えられる強固な地盤を作るため、土台となる部分を整備します。植物の根を取り除きながら一定の深さまで土を掘削し(「すき取り」と言います)、そこに砕石を敷き詰めます。そして、専用の機械(転圧機)で何度も締め固め、頑丈な路盤を造ります。この作業が不十分だと、将来的に地面が沈下したり、舗装が割れたりする原因になるため、最も重要な工程の一つです。


STEP3:用途に合わせた「舗装」で仕上げ(コンクリート・アスファルト・砂利)

強固な路盤ができたら、最後は表面の仕上げです。


  • コンクリート(土間コン): 耐久性が高く、きれいで掃除がしやすい最も一般的な仕上げです。
  • アスファルト: 施工期間が短く、広い面積でもコストを抑えやすいのが特徴です。
  • 砂利敷き: 最も安価ですが、雑草対策や砂利の補充など、継続的なメンテナンスが必要です。


用途やご予算に合わせて最適な方法を選びます。



どんな工事が必要?駐車スペース拡張のパターン別解説

お住まいの状況によって、必要な工事の組み合わせは異なります。


パターン1:庭土のままのスペースを舗装する場合(整地・舗装)

現在、土のままのスペースを駐車場にするケースです。雑草や不要な土を取り除き、しっかりと路盤を造ってから舗装します。比較的シンプルな工事内容です。


パターン2:植栽や花壇を撤去してスペースを作る場合(撤去・整地・舗装)

庭木や花壇、生垣などを撤去する作業が加わります。特に木の根は、残っていると将来舗装を持ち上げてしまう原因になるため、丁寧に取り除く必要があります。撤去するものの量によって費用が変動します。


パターン3:ブロック塀やフェンスを解体して間口を広げる場合(解体・造成・舗装)

既存の駐車場の横にあるブロック塀や門柱などを解体し、駐車スペースを横に広げるケースです。解体工事と、新しくできる部分の造成・舗装工事がセットになります。道路に面した部分を工事する場合は、歩道切り下げの申請が必要になる可能性もあります(※前回の記事参照)。



気になる費用はどれくらい?駐車場拡張工事の料金目安

駐車場リフォームの費用は、現在の状況と工事内容によって大きく変わります。


費用は「撤去費用」+「造成・舗装費用」で決まる

総費用は、大きく分けて「既存物の解体・撤去・処分費用」と「新しく駐車場を造るための造成・舗装費用」の合計になります。例えば、撤去するブロック塀が多い、大きな庭石がある、大量の土を処分する必要があるといった場合は、その分費用が加算されます。


(事例別)おおよその費用感(例:庭1台分をコンクリート舗装する場合)

あくまで目安ですが、車1台分(約15㎡)の庭スペースをコンクリート舗装の駐車場にする場合を想定します。


  • 既存の植栽や芝生の撤去: 3万円~
  • 掘削・残土処分・路盤工事: 5万円~
  • コンクリート舗装工事(型枠・鉄筋含む): 10万円~


合計:18万円~ といったイメージです。


これに、既存のブロック塀の解体などが加わると、さらに費用が必要になります。アスファルト舗装や砂利敷きの場合は、これより費用を抑えられる傾向があります。


見積もりで確認すべきポイント

業者に見積もりを依頼する際は、以下の項目がきちんと含まれているか確認しましょう。


  • 既存物の撤去・処分費
  • 掘削・路盤工事費
  • 残土処分費(非常に重要です)
  • 舗装工事費(材料費、施工費)
  • 重機回送費、諸経費


「一式」ではなく、項目ごとに明細が分かれている見積書が信頼できます。



工事で失敗しないために。業者選びの重要ポイント

駐車場リフォームは、複数の工事が絡むため、業者選びが非常に重要です。


解体・造成・舗装を「一括」で頼める専門業者を選ぶ

このリフォームには「解体」「造成」「舗装」という、異なるようでありながら密接に関連する工事が必要です。これらを別々の業者に頼むと、連絡や調整の手間が煩雑になるだけでなく、工事の継ぎ目で責任の所在が曖昧になりがちです。すべてを一貫して請け負える業者に依頼するのが、最もスムーズで安心です。


見えない部分(路盤)こそ大事!土木工事の技術力を見極める

駐車場の耐久性は、表面の舗装よりも、その下にある「路盤(路床)」の作り込みで決まります。完成すると見えなくなってしまう部分だからこそ、手を抜かずにしっかりと転圧し、強固な基礎を作れる技術力が必要です。公共工事などで実績のある、土木工事の専門知識が豊富な業者を選びましょう。


広島・島根で駐車場の増設・リフォームなら千代田建設へ

千代田建設株式会社は、公共工事から民間の土木工事まで幅広く手掛ける、土地のプロフェッショナルです。特に、得意とする舗装工事はもちろん、それに伴う解体工事や造成工事も一貫して自社で管理・施工できる体制が整っています。


お客様の「もう一台停めたい」「庭をきれいにしたい」というご要望に対し、豊富な経験に基づいた最適なプランをご提案します。現地調査・お見積もりは無料です。広島県・島根県で駐車場の拡張・増設をお考えなら、ぜひ私たちにご相談ください。



まとめ:ライフスタイルの変化に合わせ、駐車場を最適化しよう


家族のカタチが変われば、家の使い方も変わっていきます。駐車場も例外ではありません。「狭い」「足りない」というストレスを抱え続けるよりも、思い切ってリフォームすることで、毎日の暮らしは格段に快適になります。


お庭のスペースを持て余している方、駐車場の使い勝手にお悩みの方は、そのスペースを有効活用するチャンスかもしれません。まずは専門家に相談し、どのような工事が可能か、どれくらいの費用で実現できるのかを知ることから始めてみませんか。